Contrast EOPをアップグレードする(Windows)

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ライセンス オンプレミス
製品 AssessとProtectの両方、もしくは単体
製品カテゴリ   Contrast EOP
OS Windows

 

EOP サーバのアップデート手順を説明します。

新しいバージョンのインストーラを実行することで、インストール済みの EOP バージョンをアップデート可能です。

前提条件

l ユーザがEOPにアクセスしていないこと
l ディスクに十分な空き容量を確保した上で実施
l CONTRASTのインストールディレクトリはデフォルトを想定(C:\Program Files\Contrast\)
l EOPサーバが稼働している
l お客様の運用に合わせて作業前にEOPのフルバックアップ、スナップショットを取得

 

1. インストーラの準備

最初に、Contrast Hub(ハブ)で最新のバージョンのインストーラをダウンロードします。Contrast Hub URL は以下となります。

https://hub.contrastsecurity.com/  

2. mysqldb事前バックアップ

2.1 データベースのバックアップ先のディレクトリを確認します。コマンドプロンプトを開きC:\ProgramFiles\Contrast 配下に移動し、以下のコマンドを実行します。

start bin/edit-properties -e data/esapi/ -f data/conf/database.properties

Screen_Shot_2021-10-15_at_12.17.53.png

バックアップ先を指定するプロパティ"database.bk.dir"を確認します。デフォルトだとC:\ProgramFiles\Contrast\data\backups\db 配下にmysqldbのバックアップが取得されます。 確認出来たらqをクリックしてプロンプトから抜けます。

Screen_Shot_2021-10-15_at_15.09.13.png

2.2  Contrast 準備済みのスクリプトを使用し、DB のバックアップを取得します。C:\Program Files\Contrast\bin 配下に移動しbackup-db.cmdを実行します。

2.3  正常にバックアップが取得出来たことを確認します。C:\Program Files\Contrast\data\backups\db 配下に移動してbackupのSQLファイルが存在することを確認してください。

Screen_Shot_2021-10-14_at_2.05.38.png

3.  アップグレード

ダウンロードしたインストーラを任意のディレクトリへwinscpなどで移動し、インストーラの存在するディレクトリへ移動します。新しいEOP バージョンのインストーラを管理者として実行しアップグレードを開始します。

Screen_Shot_2021-10-14_at_2.11.05.png

アップグレードを実施する場合は"Yes, update the existing installation" にチェックが入ったことを確認しNextをクリックします。

Screen_Shot_2021-10-14_at_2.12.45.png

アップデート中にもmysqlの設定ファイルのバックアップ(C:\Program Files\Contrast\data\conf_bk 配下)及び、mysqldbのバックアップ(C:\Program Files\Contrast\data\backups\db 配下)が取得されます。このままOKをクリックします。

Screen_Shot_2021-10-14_at_2.12.59.png

下記のプロンプトが出てきたらバージョンアップは完了となります。

Screen_Shot_2021-10-14_at_2.16.08.png

4.  Contrast UIにログイン

アップデート後、Contrast UIにログインし右上のユーザネームをクリックし、リリースニュースの右に表示されるバージョンが更新されたことを確認ください。Contrast UIが正常に正しく表示されない場合は、ウェブブラウザのキャッシュをクリアし再度アクセスしてください。それでも正常に表示されない場合は、サポートデスクへお問い合わせください。

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