概要
RedmineでContrastを使用するためのプラグイン「Contrast Redmineプラグイン」について紹介します。本項で紹介するContrastプラグインをRedmineで利用することにより、Contrastと連携して、チケットの自動生成やコメント・ステータスの双方向の同期などが可能になリます。
Redmineプラグインによる主な機能
Contrast RedmineプラグインをRedmineにインストールすることで以下が可能になります。
チケットの自動生成
Contrastの脆弱性情報とライブラリ情報を送信し、Redmineでチケットを自動で作成します。
(イメージ:脆弱性のチケット)
(イメージ:ライブラリのチケット)
双方向の連携
脆弱性のステータスの変更を双方向で同期します。
- Redmineでチケットをクローズしたりしてステータスを変更した場合、リンクされているContrastの脆弱性のステータスを自動的に更新します。
- Contrastで脆弱性のステータスを変更した場合、リンクされているRedmineのチケットのステータスを自動的に更新します。
チケットのステータスが更新されると、Contrastは自動的に脆弱性のアクティビティタブにコメントを生成します。コメントも双方向で同期します。
脆弱性のステータスや深刻度をマッピング
管理画面にて、Contrast側の脆弱性のステータスをRedmine側のどのステータスにマップするかを指定できます。Contrast側の脆弱性の深刻度もRedmine側の優先度にマッピングできます。
その他、Contrastの情報に対して必要なフィールドは、カスタムフィールドとしてプラグイン導入時に自動で作成されます。
Contrast Redmineプラグインを使用するには
使用の前提条件は、以下のとおりです。
- Contrastサーバと通信可能な稼働中のRedmineサーバ
- RedmineアカウントのAPIトークン(APIアクセスキー)
- 対象プロジェクトでチケットを作成する権限
- Contrastで検査するアプリケーション
Contrast Redmineプラグインは、GitHubから入手できます。以下のリンク先より取得して、お使いの環境にインストールしてください。インストール方法と設定については、GitHubのREADMEを参照してください。
※ 不明な点やサポートが必要な場合は、弊社(Japan_CS@contrastsecurity.com)までお問い合わせください。